BtoB企業向けで、特殊な装置の一部の部品を製品として開発、販売しています。私は主に、開発とモノの評価・製造・量産に至るまでの一連の流れを担当しています。お客さまからいただいた装置に対する要求に合うものを開発・設計するという仕事です。
基本的にデスクワークが多いですが、製品ができると実験室で特性の確認や改造、部品を使った特性の確認などを行います。
ちなみに、いま私が担当して納めている装置がありまして、前職ではその装置を使う製造メーカーにいました。なので、「使う側」から「使う側の気持ちを踏まえてつくる側」へ転身した感じです。
Career Interview
「使う」から「つくる」へ。充実の開発環境で「使う」を思う設計
PROFILE
T・Sさん
情報通信技術部 通信第二技術グループ
2020年 中途入社
工学部電子情報工学科卒
長野で転職設計製造の知見を広げる
10年勤めた前職にやりがいはあったものの、「製品の最初から最後まで見届ける設計の仕事ができないだろうか」と考え、立ち止まったT・Sさん。
これまでの知識や経験を活かしたいという思いから転職活動をはじめ「幅広い分野で、製品を使う人の気持ちを踏まえた設計をしてみたい」と決意し、長野日本無線に転職。自身の可能性を広げようと奮闘する仕事ぶりを聞きました。
Q1現在の仕事内容を教えてください
Q2長野日本無線への転職を決めた理由を教えてください
前職の仕事を続けて約10年が経った頃、「もっと幅広い分野の設計製造に携わりたい」と思うようになりました。前職で培ってきた高周波に関する技術開発や「使う側」の知識や経験を活かして、「つくる側」の仕事ができたらと思い、実家がある新潟か長野で転職先を探そうといくつか企業を検討。そのうちに長野日本無線のことを知り、ここでならできると感じ、志望するに至りました。
また、休日や福利厚生が整っていることも転職を決めた大きなポイントでした。採用サイトで有給休暇や休日日数などが明記されていて、他社と比較してもしっかり整っているという印象を受けました。
Q3仕事を進めるうえで大切にしていることはありますか?
円滑に進めるために、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を大切にしています。現在の仕事は7人ほどのチームで進めています。開発段階はどういう状況であるのかなどの報告や確認をして、困ったときにはすぐに相談する。トラブルが発生したら連絡をして、すぐに解決できるように日々の連携に細心の注意を払っています。
また、入社してからは、先輩社員や過去の設計資料を読みながら実践を通して覚えています。一つひとつ確認しながら、技術や知識を取り入れています。
Q4達成感を得たエピソードを教えてください
お客さまの要求を満たした技術開発をおこない、製品として量産して提供できたときですね。前職では量産することがあまりなかったので、長野日本無線に転職してからの新たな挑戦でした。製造ラインで安定した品質で量産することに高いハードルがあり、技術的に難しい要求が多いけれど、そこをきちんとクリアする過程に、設計製造の醍醐味を感じます。
また、先ほども話しましたが、ここを改善すればより良いだろうと「使う側」の気持ちが直感的にわかるので、思い通りに開発できたときは、過去の自分への励みといいますか、これまでの経験を活かせるいい転職を選択できてよかったなと胸をなで下ろしています。
Q5他社と比べて「長野日本無線で働く魅力」は、どんなところにありますか?
多様な働き方・分野に挑戦できる会社であることだと思います。
また、仕事に対する必要な設備が整っているのも、設計製造の仕事にやりがいを抱く人にとっては、恵まれた環境といえます。さまざまな調査や評価方法、評価設備などを使用してすぐに調べられるので、検証と改善がスムーズにおこなえます。
あとはやっぱり働きやすい制度や環境が整っていること。子育て中なので、有給・休日を含めた福利厚生がしっかり整備されているのもうれしいです。通勤もしやすいですし、オフィスも開放的で仕事に集中できます。
Q6長野で暮らす・働く魅力も教えてください
ちょうど新型コロナウイルスが流行し始めた時期に転職をしたので、まだあまり外出できてませんが、子どもが小さいので、休日は家事や子育てに専念しています。
福利厚生がしっかり整っているので、子どもの行事に参加しやすいのがうれしいです。ちょっと時間があるときは、映画を観て気分転換することも。
外出しやすい状況になったら、長野市内の観光地巡りをしたいと思っています。車を1時間も走らせれば、四季折々の自然やレジャー施設にもアクセスできるので、長野は子育てにいい環境ですよね。
Q7最後に、転職を考えている人にメッセージを
今の仕事に満足している人も、もっと良くしたいと迷っている人もいると思いますが、私自身も同じでした。前職にはもちろん、やりがいも達成感もありましたが、約10年続けた頃に「ルーティンワークだけでなく、新たな分野にも幅広く挑戦してみたい」という漠然とした思いが湧いてきたんです。
常に技術や知識を習得するのが好きな人や、自分の可能性を広めたいという人は、事業フィールドの広い長野日本無線が向いていると思います。きっと良い経験が得られはずです。